日本とEU、双方に有益なパートナーシップ
日本とEUはすでに強固な経済的つながりを築いています。新しく、広範的な経済連携協定は、貿易の新時代を切り開いて、これまでの関係をさらに強めていくものです。日本とEU間の貿易は、輸出割当量や関税だけではなく、価値、理念、品質にも関わるものです。
Perfect Match
日本とEU間の経済連携協定(EPA)は、2019年2月1日に発効されました。
EPAは、約5億6800万人の消費者や企業・業者にとっての市場を生み出し、世界のGDPのほぼ1/3に匹敵するものです。EPAによって、日欧双方の消費者はより多くの選択肢、よりたくさんの量、より良い価格・品質の食材に出会えることになりました。
EPAは日本の神戸ビーフやオーストリアのティローラーシュベックなど、EUで認定された日本製品および日本で認定されたヨーロッパ製品の双方を保護するものです。また、日欧双方にとって、中・小規模事業を創出し、新しい市場を開拓するチャンスにつながり、まさにEPAはPerfect Matchを後押しする政策です。
EPAによって、EUから日本に輸入されるワインや一部チーズの関税が撤廃され、新鮮な肉や加工肉製品の入手しやすさも格段に向上します。
新たな貿易協定によって以下が可能となります:
● 輸出入の通関手続きの簡約化
● ヨーロッパ産ワインや多くのヨーロッパ産チーズへの輸入関税の撤廃
● ヨーロッパ産牛肉の輸入関税の引き下げ
● ヨーロッパ産豚肉の輸入関税の引き下げ
● 200を超える高品質なヨーロッパ産農産物をいわゆる地理的表示(GI)で保護、
およびEUでの日本のGI製品表示
● パスタ、チョコレート、菓子、ビスケットなどヨーロッパ産加工食品の輸入参画機会の創出
詳しくは、EUと日本間の経済連携協定本文, 市場参入に関する詳しい情報や、EUの輸出業者の関連コンテンツをご覧ください。
EUから日本への輸出
インタラクティブマップでは、各EU加盟国(オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、キプロ ス、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルラ ンド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニ ア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン)への影響を示したファクトシートを含め、日本へ輸出を行っているEUの事業者に関する詳細情報が示されています。
欧州連合は対日輸出において、一部のEU企業を協調融資によって支援しています。インタラクティブマップ では、それらの資金提供プログラムをご覧頂けます。