品質
生産者から食卓までの一貫した厳しい基準や品質管理は、日本に届く食品・飲料においても、品質の高さが保証されています。トップレベルの農業技術や最新の生産・加工方法も、日本で消費されるEU製品の高品質の裏付けとなるものです。また、消費者はそれぞれの商品の食品表示において、原材料や原産地をご確認いただけます。
EUの品質制度は、特定の製品を保護し、伝統的な生産方法を推進するものです。ラベル表示は製品の信頼性や品質の高さ、厳しい安全基準を遵守していることを明らかにするもので、ヨーロッパ独自のものです。
本物
ヨーロッパの多様な土壌・気候・文化が生み出す、独自の食品や飲料。その伝統は何世紀も前に遡ることができます。食品や飲料の多くは、特別な技と知恵を持つ職人たちの手でつくられ、種類が豊富で、信頼性の高いものばかりです。本格的な和食にも完璧に合わせやすいので、いろいろなマッチングをお試しください。
EUでは消費者が情報に基づいて食品を選択できるように、生産地の詳細を食品・飲料の食品表示に記載しています。原産地呼称保護(PDO)および地理的表示保護(PGI)、EUオーガニック認証ラベル(ユーロリーフ)の対象製品は、認定された生産地と結びついており、特別な保護を受けています。
安全性
農地から買い物かごまで。EUの厳しい衛生・安全基準は、食品や飲料の生産、加工に関するいくつもの工程に適用されています。EUでは農薬の使用からパッケージに至るまでのすべてを確認しています。日本の皆様も、EU基準を満たした食品を安心して、お楽しみください。
EUの食の安全は、4つの基礎原則に基づいています
- 動物衛生 - 衛生管理により、万が一疫病が発生した場合にも厳格に監視し、処理することが可能です。家畜の移動は履歴が記録され、個体別に追跡できます。
- 植物防疫 - 疫病や害虫の根絶により、種子や植物の健康を守っています。
- 食品衛生 - 農家から販売店、レストランまで食品に関するすべての事業者は、EUの家畜の餌や食品には、汚染に関する厳しい基準が設定されています。
- 汚染 - EUの家畜の餌や食品には、汚染に関する厳しい基準が設定されています。
持続性
欧州連合(EU)は、より効率的で持続可能な食料生産システムの育成に取り組んでいます。 2030年までに達成すべき農業および食品生産に関する野心的な環境目標は、EUの環境および持続可能な食品生産基準を、食品安全基準とともに世界で最も高い水準にすることを目指しています。その目標とは
EUの農地の少なくとも25%を有機農業にすること。
化学農薬や有害な殺虫剤の使用量とリスクを50%削減する。
生物多様性の損失を回復する
土壌の肥沃度を低下させることなく、栄養分の損失を削減する。
欧州は、農業バイオテクノロジー(有機代替肥料など)の分野ではすでに世界的なリーダーであり、さまざまな食品カテゴリーにおいて、欧州の生産者は、生産のために使用するエネルギーを同種の国の生産者よりもはるかに少なくしており、エネルギー関連のGHG排出量が少なく、持続可能な食品生産につながっています。