ジャン＝エリック・パケは、2022 年秋より駐日欧州連合（EU）大使を務める。

大使はこれまで欧州委員会でさまざまな役職を歴任し、多様な分野で EU の政策形成に貢献してきた。2018年から2022年には、研究・イノベーション総局長として「欧州イノベーション会議」を立ち上げ、環境、社会、経済の主要な課題の解決を目指した複数の「EUミッション」の創設など、研究・イノベーション分野における政府全体での取り組みを推進した。

欧州近隣政策・拡大交渉総局西バルカン局長や、2004年から2007年は駐モーリタニア・イスラム共和国大使を務め、豊富な国際経験を積んだ。

2015年から2018年まで、欧州委員会の副事務総長（良い規制と政策調整担当）として「欧州グリーンディール」に関するすべての政策分野を担当した。

また、欧州横断輸送ネットワーク政策の策定を主導し、欧州輸送インフラ政策や投資戦略、単一欧州鉄道圏、内陸水路、港湾政策も担当した。

すべての取り組みにおいて、共創とシステム変革を意思決定プロセスの中心に据えており、市民が公共政策の形成にもっと関わるべきだと強く信じている。
 

小林めぐみは、2011年から駐日欧州連合代表部貿易課の貿易事務高官として勤務。これまで政策分析とEU Japan EPAの導入支援を実施し、農業、食品、食品安全等における市場アクセスおよび非関税措置の問題に対応してきました。

日本在住歴20年以上のドミニク・コルビーは「ル・コルドン・ブルー・ジャパン」の元総料理長を務めあげました。和食材に魅せられた彼は、統的な和食材をフランス料理に取り入れ、和洋を融合させることで革新的な一品を次々と生み出しました。

天才シェフ植木将仁は、和の魂をフランス料理に吹き込む「和魂洋才（和の精神と洋の技を融合させた卓越した料理人）」。近年はヨーロッパ・グルメ・ダイニング・アンバサダーとして、テレビ番組や雑誌の取材等で大活躍中。

松岡由紀は、数多くの国際会議や外交会議で長年の司会を務めて来ました。ワインと美食の愛好家として、ヨーロッパの食文化と美食を幅広く学び、異文化交流にも熱心で、食を通じて新しいライフスタイルを発見し紹介すること、また最新の海外グルメとグルメダイニングの知識と経験を発信することを情熱的に行っています。プロの通訳家およびTV司会者としても活躍する彼女は、日英で料理への情熱を語り、広めることができます。

ワイン界の真のパイオニアである林麻由美は、東京で最も有名なワインスクール「アカデミー・デュ・ヴァン」の世界的に有名なソムリエ養成プログラムのシニア・ワイン・インストラクターであり、アジア最大の国際ワイン・コンペティション「サクラ・アワード」の常設審査員も務めています。また「ワインアート」の提唱者として世界65カ国以上を旅し、ワインとグルメを広めて、グルメ・ダイニングのサイトのライターおよびテイスターとしても活躍し、Youtube チャンネルを開設し、多数のワイン雑誌のインタビューを受けています。

国際認定公式オリーブオイル鑑定士(テイスター)。IOC国際オリーブ理事会オフィシャルパネルリーダーコースディプロマ取得。世界各地の国際オリーブオイルコンテストにてアジア人初の鑑定審査員を歴任。鑑定のほか、テレビ・ラジオ、書籍・雑誌など、メディアを中心に活動、講演や企業コンサルティングも数多く手がける。テレビ番組「マツコの知らない世界」ではオリーブオイルへの愛を熱く語り話題に。各国の産地をまわり、大学や専門機関での最新研究を続け、正しい知識の普及に努める。日本におけるテイスターの育成にも尽力。著書『オリーブオイル・ガイドブック』（新潮社）。

イタリアの高級レストランで長年キャリアを積み上げて来た岸摩弥子は日本で有名なJSAソムリエで、現在は六本木「リストランテ ヴァレンツァ」を経営する傍ら、広尾、東京、栄、名古屋で「ジャルディーノ」イタリア料理教室を主宰しています。また、ヨーロッパの美食を広く紹介するだけでなく、料理をより楽しむためのワインの選び方についてヨーロッパ料理およびワイン愛好家の教育に携わって来ました。