パスタ・シリアル製品

小麦から作られているパスタ。EUでは、多くの加盟国でパスタが生産されています。生パスタ、乾燥パスタ、エッグパスタ、色付きパスタなどがあり、形は様々な種類があります。多くのヨーロッパの食材・和食材と合わせやすく、いろいろなマッチングが楽しめます。

日本人にも愛されているパンは、ヨーロッパの食事には欠かせないものです。ヨーロッパのパンの味は進化し続けています。現在でも伝統的な白パンの種類はたくさんありますが、健康志向の高まりとともに全粒粉のパンなど、様々な選択肢が増えていて、日本でも手に入りやすくなっています。

ミネラル、ビタミン、糖質、油分、タンパク質、脂肪の摂取に、シリアルは最適です。EUのシリアル製造は、害虫駆除薬や除草剤などの農薬の使用や食物媒介病に関するEUの安全基準に従ったものです。その結果、ヨーロッパでは高品質なシリアルのみが生産されています。EUでは大量の小麦がつくられており、そのうちの20％が毎年輸出されています。また、トウモロコシ、大麦、ライ小麦、ライ麦、オーツ、スペルト小麦、米も栽培されています。

シリアルは、世界中で様々なかたちで消費されています。EUではパスタ以外にも、チェコのおだんご料理のクネーデル、ハンガリーの麺であるシュペッツレ、ルクセンブルグの塩辛いペストリーのパステーチェンなどの地域料理にも使われています。品質の高いヨーロッパの穀物は、乳幼児向け食品にも使用される、健康的な食材です。